ステレオ撮影した左右画像から立体像を構成し、断面プロファイルの検証、表面3D解析を実施するシステム

● OS
Microsoft Windows 10 64bit 日本語版

● アプリケーションプログラム
Tunnel Surface v1.98:ステレオ画像解析プログラム

● 解析ライブラリー
Open CV v3.01

<アプリケーションプログラムの仕様と機能>
■ ステレオ画像仕様
・左右カメラの同時撮影したステレオ画像
・画像解像度:3840(横)x2748(縦)ピクセル
・モノクロ 24bit グレー階調画像
・ファイル名の命名基準:左画像 年月日時分秒_Left.bmp
・右画像 年月日時分秒_Right.bmp

■ 画像解析機能
・チェスボードによるカメラキャリブレーション(レンズ歪み校正機能)
・チェスボードによるステレオキャリブレーション
・ステレオ画像の読み込み(PNG、BMP)
・左右画像の平行化
・視差データ算出より深度データ算出
・深度データの断面表示
・深度データの立体表示
・深度データの IGPF 法処理
・各処理結果の自動保存

<メニュー構成>
・カメラキャリブレーション
・キャリブレーション用チェスボードの設定 􏰀
・ステレオキャリブレーション
・深度計算
・断面図の表示と記録
・深度データ処理

<実撮影画像による検証>
・被写体までの距離 1.6m の場合
カメラから最遠方距離が 1.6m の壁の前に置かれた保管庫を撮影したケース。
保管庫は 奥行き 35cm、横幅 60cm である。
ステレオ画像から得られるサイズ数値は正しい値が得られている。


左画像                 右画像


視差マップ                深度データ


断面図              深度データ上の断面線


深度データの3D画像

<被写体までの距離 5m の場合>
カメラから最遠方距離が 5m にある家屋の壁を撮影したケース。
壁には出窓が 30cm ほど 出ている。
ステレオ画像から得られるサイズ数値はほぼ正しい。


左画像                  右画像


視差マップ                深度データ


水平断面図              深度データ上の断面線


垂直断面図                                               深度データ上の断面線


深度データの3D画像